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注意点を知ってキャリアをデザインする

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今の仕事は本当に自分に合っているのか、このまま今の仕事をしていていいのか、職種転換をしたいけどどうしたらよいものかなど、キャリアカウンセラーとしてキャリアデザインに関するお悩みやご相談を承っています。

「自分で切り開く」ことの本質

今後長く仕事をしていくためには、しっかりとキャリアデザインを考えて生きることが必要になりますが、スムーズに考えて行動に移せる人はあまり多いとは言えません。新入社員であれば、最初のうちは研修やサポート体制が整っているということで、自分でキャリアデザインを考えなくても問題なく仕事をしていくことができます。しかし、年を重ねるにつれて、そのレールに乗っかったままではいけないということに気付き、自分のキャリアをどうするかを考えることになるのです。「キャリアは自分で切り開く」という言葉を耳にする機会が多くありますが、これはあまり鵜呑みにしてはいけません。確かに、自分で切り開いていく必要がないわけではありませんが、誰でも切り開いて進んでいけるのだと考えてはいけないということです。社内の人事異動や転職などといったキャリアデザインは、そのような単純な考えだけでは成功させることが難しくなっています。そこで、「自分で切り開く」という言葉の本質的な意味を考えて、行動に移していくことが必要になるのです。

未定の未来を考えること

キャリアデザインを考えることは簡単ではありませんが、それは次の3つの質問を見て答えることでその意味をよく知ることができます。
まず一つ目は、「できることは何か」という質問です。これは、自分の得意なことや今まで続けてきたことなどを答えることになるでしょう。できることというのは、今まで自分が何かやってきたことによるもののため、一言で言い表せば「過去」ということができます。
次に、「やるべきことは何か」という質問については、今自分は何をして生きる必要があるのかということを答えることになります。「現在」についてのこの質問は、明確に自分で「これをいつまでにやり遂げる」という目標を言うことができれば良いでしょう。しかし、会社で働く社員の中には「上司が言ったことをやる」と答える人もおり、若いうちはあまり明確な答えが出せない傾向にあります。
最後の質問は「やりたいことは何か」であり、最近はこの質問にはっきりと答えることができない人が増えてきています。質問文からも分かるように、この質問は「未来」のことについて聞いています。人間は予知能力がなければこの先のことが分かるわけではないので、どうしても明確な答えを出すということは難しいと考えられます。しかし、キャリアデザインをする上では、この未来のことをどれだけしっかりと考えられるかが必要になってくるのです。キャリアデザインは、過去や今のことを参考にしながら今後の未来のことを考えていくというプロセスをたどる作業です。そのため、ただ「道を切り開いていく」というだけでなく、未来のことも考えながら進んでいくということを考えて行動しなければならないということになります。