キャリアデザインLab

キャリアデザインは書籍でも学べます

短時間で知識を補完

社会人にとっては特に、自分のキャリアデザインをしっかりとすることが大切ですが、そのためにはどうすれば良いかを学ぶ必要があります。キャリアデザインを学ぶ方法は沢山ありますが、セミナーや講座を受講するのはどうしても時間がかかってしまいます。そのため、仕事が忙しくて受けることができないという人もいるでしょうし、そのような人は他に勉強をするためのツール探しをしなければなりません。また、実際にセミナーや講座を受けて勉強しているという人でも、数日間学んだだけでは何か物足りないと感じる人もいるのではないでしょうか。このような悩みを抱えている人は、書籍を用いて学ぶという方法を選択することをおススメします。書籍で学ぶのであれば、コストは少なくて済みますし、毎日少ししか時間が取れなくても勉強し続けることができます。キャリアデザインは非常に重視されてきているため様々な書籍が発売されていますが、その中でも大久保幸夫さんが書かれた「キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編」は、30歳になる前に読んでおいてもらいたい書籍の一つです。
キャリアデザイン入門〈1〉基礎力編

定義を知り基礎力を身に付ける

この書籍は、キャリアデザインをまだよく分かっていないという人にもオススメできる本となっています。「基礎力編」というところからも分かるように、まずはキャリアデザインとは何かという定義付けのところからスタートしています。この定義を理解した上で読み進めていくと、年齢別や階級別によるキャリアデザインの方法やどのようにしてキャリアデザインの基礎力を付けるかを学ぶことができるという仕組みです。新卒から30歳までの10年に満たない期間の中で、どのように考えて生きることが大切なのかという所に重きを置いているため、学生のうちに少し読んで何となく理解しておくのも大事になります。

中心となる3つの基礎力を学ぶ

書籍の中では「基礎力」を付けることも書かれていますが、この「基礎力」は中心になるものが3つあり、それぞれが更にいくつかに細かく分類されるという分け方がされています。中心となる3つの基礎力は「対人能力」「対自己能力」「対課題能力」となっており、対人であれば統率力や協働力、対自己であれば感情制御力、対課題であれば実践力などとなっています。統率力などの細かな分類はまだまだ多くの種類がありますが、どれも特別な能力ではなく、誰もが意識することで確実に伸ばすことができる能力です。そのため、この本を読むことによって自分のキャリアデザインに大いに生かすことができるというわけなのです。これらの基礎力に関する記述の他にも、人脈形成や学習視点などの様々な問題を色々な角度から見て記述しているところもあります。この記述に関してはこのような物の見方もあるのかと気付かされる部分が多いため、キャリアデザイン以外にも楽しみながら読むことができます。

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